総再生回数
3,858万回
YouTube登録者数
1.7万人
成果
1年間で登録者数3.7万人増加
株式会社 FRaT
介護の魅力は、日常の中にある。利用者と職員の物語を届けるYouTube「住みたい介護」。
01|PROJECT OVERVIEW
石川県小松市を拠点に介護・福祉事業を展開する株式会社FRaT。同社が運営するYouTubeチャンネル「石川の“住みたい介護”」では、施設で暮らす利用者と、日々の生活を支える介護士の姿を発信しています。
asirは2025年4月より、採用課題の解決を目的としたYouTube運用を開始しました。
しかし、運用開始からの半年間は、1投稿あたりの再生数が300回程度にとどまるなど、思うような成果が出ない日々が続いていました。
スタッフの出演に対する抵抗や、企画の方向性など、さまざまな課題に直面しながらも、FRaT様とともに試行錯誤を重ねてきました。
その結果、103本の動画で累計3,800万回再生、チャンネル登録者数1.71万人を記録。さらに、中途採用が増加し、中途採用だけで必要な人員を確保できるようになりました。
本記事では、成果が出なかった半年間にどのような課題と向き合い、なぜコンテンツの方向性を転換したのか。そして、クライアントとともにチャンネルを育ててきた過程を紹介します。
02|CHALLENGE
今回のプロジェクトの背景にあったのは、介護職員の採用難という課題でした。
FRaT様から伺ったのは、「自分が入居する年齢になったときに、住みたいと思える施設がなかった」という社長の思いです。
自分自身が暮らしたいと思える施設をつくりたい。
その考え方を、私たちは採用の視点からも捉え直しました。
利用者が住みたいと思える場所は、そこで働く職員にとっても、働きやすい場所であるべきではないか。
施設の設備やサービスを紹介するだけでなく、そこで暮らす人々と、介護に携わる職員のリアルな日常を届ける。
そうすることで、施設への理解とともに、働く場所としての魅力を伝えられるのではないかと考えました。
03|STRATEGY
運用開始当初は、施設そのものの魅力を伝えるコンテンツを中心に発信していました。
しかし、制作を進めるなかで、私たちは介護士として働く人々の潜在的なニーズに着目しました。
それは、介護の仕事の大変さを理解し、共感してもらいたいという思いです。
介護の仕事には、利用者との温かな交流だけでなく、夜勤や日々の介助など、身体的・精神的な負担を伴う場面もあります。
そうした現実を知っている介護士だからこそ、仕事の大変さや、それでも働き続ける理由に共感するのではないか。
この仮説をもとに、コンテンツの方向性を見直しました。
施設の設備やサービスの説明だけではなく、利用者がどのように過ごし、職員とどのような関係を築いているのかを映像にする。
日々の何気ない交流を通じて、FRaT様が目指す介護のあり方を伝えることを大切にしました。
施設の良い面だけではなく、介護士が実際に向き合っている仕事の大変さもコンテンツへ。
夜勤などの現場にカメラを向け、介護経験者が自分の仕事と重ね合わせられるような、リアルな姿を届ける方針へと転換しました。
利用者と職員の関係性や、実際の仕事内容、仕事への向き合い方を継続的に発信する。
求職者が職場の雰囲気だけでなく、仕事の魅力と大変さの両方を理解したうえで、働く場所を選べるような情報発信を目指しました。
04|CREATIVE DIRECTION
施設の魅力を伝えるために、私たちが着目したのは、利用者と介護士が日々交わす自然なコミュニケーションでした。
特別な出来事を用意するのではなく、実際の生活の中で生まれる会話や表情、職員との関わりを映像として届ける。
そうした施設の日常を描いたショート動画は、1,700万回再生を記録しました。
1700万回再生された介護施設の日常を届けるショート動画を見る
430万回再生された施設で生まれる日常のひとコマのショート動画を見る
今回の取り組みでは、利用者や職員の自然な姿を、無理に演出を加えることなく伝えることを大切にしてきました。
施設の中にすでに存在する魅力を見つけ、その瞬間をコンテンツとして届けることが、私たちの制作方針です。
05|YOUTUBE PRODUCTION
ショート動画で施設の日常を届ける一方、長編動画では、介護士の仕事や日々の生活をより深く伝えるコンテンツを制作してきました。
その中で重視したのが、夜勤をはじめとする介護現場のリアルな姿です。
介護の仕事には、利用者との温かな交流だけでなく、体力や精神力が求められる場面もあります。
私たちは、そうした大変さも隠さず伝えることが、実際に働く介護士の共感や、求職者の仕事への理解につながるのではないかと考えました。
施設の魅力を伝えるだけでなく、そこで働く人々がどのような仕事に向き合っているのかを届ける。
仕事の良い面も、大変な面も知ったうえで、自分が働く場所として考えてもらうことを目指しています。
06|CONTINUOUS IMPROVEMENT
025年4月にスタートした「石川の“住みたい介護”」。
しかし、運用開始からの半年間は、決して順調とはいえませんでした。
動画を投稿しても、再生数は300回程度。企画を考え、撮影・編集を重ねても、思うような成果につながらない日々が続いていました。
さらに、当初は撮影への出演に抵抗を感じるスタッフも多く、コンテンツ制作そのものにも難しさがありました。
私たちは、どのような企画であれば介護の魅力が伝わるのか、視聴者は何を求めているのかを考え、何度も企画の検証と改善を繰り返していました。
それでも、なかなか結果が出ない。
社内では、YouTubeの運用そのものを終了する可能性も考えられるほど、危機感が高まっていました。
そんなとき、継続を後押ししてくださったのが、FRaTの社長でした。
「続けよう」
その言葉によって、私たちは再びチャンネルの成長に向けて挑戦する機会をいただきました。
そして、企画の方向性を大きく見直しました。
それまで中心に据えていたのは、施設そのものの魅力を伝えるコンテンツでした。
しかし、今回のYouTube運用の目的は、介護士の採用です。
そこで私たちは、介護士として働く人々が本当に見たいものは何か、改めて考えました。
着目したのは、介護という仕事の大変さに対する共感です。
夜勤など、介護士が日々向き合っている仕事の現実を、ありのままに届ける。
施設の良いところを紹介するだけではなく、そこで働く人々の姿を通して、介護という仕事そのものを伝えるコンテンツへと方向性を転換しました。
その後、チャンネルは大きく成長し、累計3,800万回再生を記録するまでになりました。
今回のプロジェクトで成果につながる機会を得られたのは、私たちが企画を検証し続けたことだけではありません。
成果が出ない時期にもYouTubeの可能性を信じ、継続を決断してくださった社長の存在がありました。
クライアントと制作会社が同じ目的に向き合い、試行錯誤を続けること。
その重要性を、今回のプロジェクトを通じて改めて感じています。
07|RESULT
2025年4月に運用を開始した「石川の“住みたい介護”」は、103本の動画で累計3,800万回再生を記録。チャンネル登録者数は1.71万人に到達しました。
また、企業の採用活動にも変化が生まれました。
以前は中途採用が難しいと考え、新卒採用を中心とした採用計画を検討していましたが、現在は中途採用が大幅に増加。
中途採用だけで必要な人員を確保できるようになり、新卒採用を行わない方針へと転換しました。
運用開始 | 2025年4月 |
累計再生回数 | 3,800万回 |
登録者数 | 1.71万人 |
公開動画数 | 103本 |
長編動画 | 最大50万回再生 |
ショート動画 | 最大1,700万回再生 |
中途採用 | 大幅に増加 |
※中途採用の応募数・採用人数は計測されておらず、YouTube運用による採用増加分や採用方針変更への寄与度は特定できません。ただお客様から成果の声を頂いております。
08|INSIGHT
今回のプロジェクトは、FRaT様が目指す「自分自身が住みたいと思える施設」という考え方から始まりました。
利用者が住みたいと思える場所は、介護士にとっても働きやすい場所であるべきではないか。
その思いを届けるために、施設の日常や介護士の仕事をコンテンツとして発信してきました。
しかし、運用開始から半年間は思うような成果が出ず、YouTubeの継続そのものが危ぶまれる時期もありました。
それでも、FRaT様とともに試行錯誤を続け、介護士の仕事への共感を軸としたコンテンツへと方向性を転換しました。
その結果、チャンネルは累計3,800万回再生を突破し、企業の採用活動にも変化が生まれました。
私たちは、企業の中にすでに存在する魅力を発見し、それを映像とマーケティングの力で社会に届けることを大切にしています。
しかし、その魅力が必ずしも最初から多くの人に届くとは限りません。
大切なのは、成果が出ない理由を考え、仮説を立て、何度も改善を繰り返すこと。
そして、クライアントと制作会社が同じ目的に向き合い、挑戦を続けることです。
企業の魅力を発見するだけではなく、その魅力が社会に届くまで、考え続ける。
asirは、これからも企業の可能性を信じ、映像とマーケティングの力で、その魅力を社会へ届けていきます。
石川県の住みたい介護 YouTube
石川県の住みたい介護 Instagram
石川県の住みたい介護 TikTok
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