アシリのチシキ

佐々木 海征

「SNS運用を『制作費』ではなく『成果』から考える。asirが成果報酬型へ舵を切る理由」

SNS運用を検討するとき、多くの企業が最初に考えるのは、

  • 月に何本投稿できますか?

  • 動画1本はいくらですか?

  • 毎月いくらかかりますか?

という制作費の話です。

もちろん、コンテンツを制作する以上、一定の費用は必要です。

しかし、私たちは多くの企業のSNS運用に携わる中で、一つの違和感を持つようになりました。

本当に成果を出そうとすると、お客様が最初に想像している「SNS運用費」の中だけでは、必要な施策をすべて実行できない。

そのため私たちは、従来の受託型だけではなく、完全成果報酬型・部分成果報酬型という新しい予算設計を取り入れています。

目的は、安くSNSを運用することではありません。

お客様と私たちが、同じ成果を見ながら運用できる状態をつくること。

そのための料金設計についての当社の考え方の記事なります。

SNSをやりたいけど料金設定や考え方について詳しく知りたい方はぜひ最後まで閲覧して下さい。

SNSは、動画を投稿するだけでは成果につながらない

たとえば採用を目的にYouTubeやTikTokを運用するとします。

必要なのは、月に数本動画を投稿することだけではありません。

  • 動画を見た人がプロフィールを訪れたとき、何を見せるのか。

  • ストーリーズで何を伝えるのか

  • 長尺動画からどの部分を切り抜くのか。

  • どんなフィード投稿を組み合わせるのか。

  • 採用ページやLINE、問い合わせフォームへどう誘導するのか。

  • そして、数字を見ながら次にどんな企画を試すのか。

  • 長尺動画からどの部分を切り抜くのか。

  • どんなフィード投稿を組み合わせるのか。

  • 採用ページやLINE、問い合わせフォームへどう誘導するのか。

  • そして、数字を見ながら次にどんな企画を試すのか。

成果を生むのは、一つの動画ではなく、その周辺にある細かな運用設計の積み重ねです。しかし、これらをすべて制作費として積み上げていくと、当然ながら月額費用は高くなります。

  • 動画制作費

  • ストーリーズ制作費

  • フィード制作費

  • 切り抜き動画制作費

  • 分析費

  • 改善費

  • 導線設計費

必要なものをすべて見積もれば、大企業にとっては投資できても、地方の中小企業にとっては簡単に導入できる金額ではなくなってしまいます。

それでは、本当にSNSを必要としている企業ほど挑戦しづらくなってしまう。

また、実際にそれらを自社の負担でと考えて運用してきた当社の歴史を振り返るとどうしても当社のスタッフも疲弊してしまう。

お客様を満足させることができないジレンマに悩むスタッフ

この私たちと中小企業をつなぐ戦略が成果報酬でした。


SNSは、序盤からCPAを合わせるのが難しい

広告とSNSには、大きな違いがあります。Web広告であれば、

  • 広告費をいくら使ったのか。

  • 何件問い合わせが来たのか。

  • CPAはいくらだったのか。

比較的短い期間で数字を確認しながら、配信対象やクリエイティブを改善していくことができます。

一方、SNSは同じようにはいきません。

運用を始めた直後から、安定して採用応募や問い合わせが発生するとは限らないからです。

まずはコンテンツを蓄積し、

  • どんな企画が見られるのか。

  • どんな人物が支持されるのか。

  • 何を伝えると会社に興味を持ってもらえるのか。

仮説検証を繰り返す必要があります。

さらにSNSでは、

動画を見る → 別の投稿を見る → プロフィールを見る → ストーリーズを見る → Webサイトを見る → 数週間後に問い合わせる

というように、複数の接点を経て成果につながるケースも珍しくありません。

だからこそ、運用開始から1〜2ヶ月のCPAだけを見て、

「このSNSは採算が合わない」

と判断してしまうと、本来伸びる可能性があった施策まで止めてしまうことがあります。

SNSには、成果が出る前に一定量の仮説検証へ投資する期間が必要です。

成果が出るまでの追加施策を、誰が負担するのか

ここに従来型の受託モデルの難しさがあります。たとえば契約内容が、「月4本の動画制作」だったとします。運用を始めた結果、

  • ショート動画をもっと増やした方がいい

  • ストーリーズを毎日動かした方がいい

  • 社長ではなく社員を出演させた方がいい

  • 採用ページも改善した方がいい

  • この企画を10パターン試したい

  • 社長ではなく社員を出演させた方がいい

  • 採用ページも改善した方がいい

  • この企画を10パターン試したい

ということが分かるかもしれません。

しかし、そのたびに追加見積もりを出せば、お客様の予算は膨らんでいきます。反対に追加料金をいただかなければ、運用会社側にとっては、施策を増やせば増やすほど工数だけが増えていきます。

結果として、

「成果を出すために必要なことは分かっている。でも契約範囲外だからできない。」

という状態が生まれてしまいます。

私たちは、この構造を変えたいと考えました。

成果報酬制度について

お客様にすべてのリスクを負っていただくのではなく、asir自身も成果が出るまでの施策へ投資する。それが成果報酬型を取り入れた理由です。

たとえば部分成果報酬型では、お客様には撮影や編集など、コンテンツ制作に必要となる最低限の費用をご負担いただきます。

そのうえで、

  • ストーリー

  • 切り抜き動画

  • 追加企画

  • 導線改善

  • クリエイティブ改善

など、成果を伸ばすために必要な施策については、契約内容に応じてasir側でも費用や工数を負担します。そして、事前に決めた成果が発生したときに、asirも成果報酬をいただく。

つまり、成果が出なければ、asirも儲からない。という構造をつくります。

これによって、お客様とasirの目的を、「何本納品するか」ではなく、「どうすれば成果が出るか」に揃えることができます。


AIの進化によって、成果への距離は短くなった

asirが成果報酬型へ舵を切るもう一つの理由が、AIの急速な進化です。

現在では、

  • 市場調査

  • 競合分析

  • 企画リサーチ

  • データ分析

  • コピー制作

  • 仮説立案

  • クリエイティブ改善

など、マーケティングに必要な業務の多くを、これまでより圧倒的なスピードで行えるようになりました。つまり、正しい戦略を立てることができれば、

仮説を立てる → 実行する → 数字を見る → 改善する

このサイクルを高速で回すことができます。

一方で、AIを導入すれば自動的に成果が出るわけではありません。

  • どの数字を見るのか

  • 何を成果地点とするのか

  • どのコンテンツを増やすのか

  • 誰を出演させるのか

  • どこに予算を配分するのか

  • どの施策をやめるのか

これらを企業が自社だけで判断し、計画を立て、継続して実行することは簡単ではありません。だからこそ、asirではAIを「制作を安くするための道具」だけとして考えていません。

AIによって生まれた生産性を、より多くの仮説検証と改善に再投資する。

それによって、お客様の成果へより速く近づいていく、それが、これからのSNS運用会社に必要な役割だと考えています。

あなたの会社なら
どんな発信ができるか
私たちが考えます!

「何を発信すればいいか分からない」「今の運用が正しいか不安」「SNSってうちがやって意味あるの?」
そんな段階でも大丈夫です。まずは御社の魅力や課題を聞かせてください。

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asirの3つの運用モデル

企業によって、事業モデルも利益率もSNSに求める成果も異なります。そのためasirでは、一律の料金体系ではなく、事業に合わせて3つの契約モデルを用意しています。

01|完全成果報酬型

asir自身も大きくリスクを取り、成果を共同でつくるモデルです。

完全成果報酬型は、契約前に社内で事前審査を行います。商品・サービスの競争力、市場規模、利益率、SNSとの相性、成果計測の可否などを確認したうえで、双方協議により成果地点を決定します。

成果地点は、

  • 採用決定

  • 商談獲得

  • 商品購入

  • 契約

  • 来店

など、事業に合わせて個別に設計します。契約期間は原則として最低1年間。

asir側が制作・運用に対するリスクを負うため、チャンネルおよび制作コンテンツの権利は原則としてasirが保有します。また、ブランド表現や炎上リスク、業界ごとの広告規制・コンプライアンスなどについては、事前に双方で運用方針を決定します。

いわゆる無料のSNS運用ではありません。

一つの事業を一緒に伸ばしていく、共同事業に近いモデルです。


02|部分成果報酬型

制作に必要な最低限の費用だけをご負担いただき、成果を伸ばす施策にはasirも投資するモデルです。

こちらも契約前に社内審査を行い、双方で成果地点を決定します。契約期間は原則として最低1年間。

完全成果報酬型との大きな違いは、チャンネルおよび制作コンテンツの権利を原則としてお客様が保有することです。

お客様には、企画・撮影・編集など、基本的なコンテンツ制作に必要となる費用をご負担いただきます。

一方、

  • ストーリーズ

  • フィード投稿

  • 切り抜き動画

  • 追加施策

  • 成果導線の改善

など、成果を最大化するために必要な施策については、契約内容に応じてasir側でも投資します。成果地点に到達した場合は、事前に定めた成果報酬をいただきます。また、SNSでは運用終了後も過去のコンテンツから問い合わせや採用が発生することがあります。

そのため、契約期間中にasirが構築したコンテンツや導線から発生した成果については、契約時に規定した一定期間、運用終了後であっても成果報酬の対象とします。

「毎月何本作るか」だけではなく、成果に必要な施策を一緒に増やしていく。

asirが特に力を入れていきたいモデルです。


03|受託型

必要な業務と制作工数に対して費用をいただく、一般的な運用モデルです。

  • 戦略設計

  • 企画

  • 撮影

  • 編集

  • 投稿

  • 分析

  • 広告

  • Web

必要な支援範囲を決めたうえで、月額費用を設定します。売上や採用人数によって費用が変動しないため、

「毎月の予算を固定したい」

「ブランド認知など、短期的なCPAだけでは評価しづらい」

「自社のマーケティングチームの一部として入ってほしい」

という企業に適しています。

すべての企業に成果報酬をご提案するわけではありません

ここは、私たちが最も大切にしている部分です。成果報酬だからといって、すべての企業で成果を出せるわけではありません。SNSだけでは解決できない課題もあります。

  • 商品価格

  • 採用条件

  • 営業体制

  • 利益率

  • 商圏

  • Webサイト

  • 問い合わせ後の営業力

  • そもそもの商品競争力

こうした条件によっては、SNSより先に改善すべきものがある場合もあります。だからこそasirでは、完全成果報酬型・部分成果報酬型ともに事前審査を行います。

「SNSで本当に成果をつくれるのか」

そして、

「asir自身がリスクを負ってでも、一緒に取り組みたい事業なのか」

を判断します。

場合によっては、

「今はSNSをやるべきではありません」

とお伝えすることもあります。私たちは上からではなく、本当の意味で伴走していくためにもこれが必要だと考えました。

「SNSにいくら使うか」ではなく、「何を実現したいか」から一緒に考える

もし今、

「SNSをやりたいけれど、いくら予算をかければいいか分からない」

「動画は作っているが、採用や問い合わせにつながっていない」

「SNS運用会社に依頼しているが、毎月納品されるだけになっている」

「成果が出るならもっと施策を増やしたいが、予算には限界がある」

という課題があるのであれば、一度asirに相談してください。最初から完全成果報酬型をおすすめするわけではありません。

事業内容、目的、現在の数字、利益構造、社内体制などを確認したうえで、

  • 完全成果報酬型がいいのか。

  • 部分成果報酬型がいいのか。

  • 受託型がいいのか。

  • そもそも今SNSをやるべきなのか。

そこから一緒に考えます。私たちが販売したいのは、動画の本数ではありません。

企業の魅力が伝わるコンテンツをつくり、その先の成果まで一緒に考えること。

SNSの予算設計から、一緒に考えてみませんか?

あなたの会社なら、
どんな発信ができるか、
私たちが考えます!

「何を発信すればいいか分からない」
「今の運用が正しいか不安」
「SNSってうちがやって意味あるの?」
そんな段階でも大丈夫です。
まずは御社の魅力や課題を聞かせてください。

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